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このコーナーはMagPlusや雑誌の編集を担当するメンバーによるブログ。誌面だけでは伝えきれない話題をお届けします。

2012.04.21

今週のMagPlus(4/16~4/20)


 唐突に始まった「今週のMagPlus」。早速,4月16日~20日の記事をおさらいしましょう。

●週刊「Side effect」

 「くすりを理解する」という3つの話題(4月16日)


 4月から中学校で「くすり教育」が必修化しました。医薬品の適正使用に関する知識を子どもの頃から身につけることで,OTC医薬品の購入や受診の際の指導にも良い影響が出てくるのではないでしょうか。
 薬に対する理解という点で,もう一つ話題になっているのが「一般名処方」。なぜ混乱が起きるのでしょうか。その背景には処方医の薬に対する理解不足があるかもしれません。

 この記事にある小学校内の模擬薬局は,お菓子を薬に見立てて「調剤」してくれるそうです。それなら多少の過量投与もありがたいですね。

●フィジカルアセスメント七つ道具-安全な薬物治療に活かす測定機器

 Theme7 AEDを使う Chapter1 心肺蘇生法を覚えよう(4月17日)


 最近は駅など公共の場でよく見かけるようになったAED(自動体外式除細動器)。でも触ったこともない,使い方も知らないという方が多いのではないでしょうか。今回と次回で,救急救命の際に必要な心肺蘇生の基礎知識を身につけましょう。

 私は知りませんでしたが,心肺蘇生の訓練を受けていない一般の人は,人工呼吸はせずにひたすら胸骨圧迫(心臓のあるところを手で押すこと)をするよう,ガイドラインが改められたそうです。しかし1分間に100回以上圧迫するというのは,なかなかたいへんです。

●パパ薬剤師のお薬トーク

 第4話 言葉のウラを読む技術 3「この子ぜんぜん薬を飲んでくれないんです!」は氷山の一角 (4月18日)


 薬局を訪れる患児の保護者は,ふだんの子育て疲れに加えて看病疲れでヘトヘトなはず。子どもからではなく保護者のほうからもSOSサインが出ているかもしれませんね。

 子どもが薬を飲まない悩みは,子育て経験のある人なら一度はあるのではないでしょうか。うちの子はなぜか皆チョコアイスが好物で,チョコアイスに混ぜられる薬は良かったのですが,そうでないものはお薬ゼリーを試したりいろいろたいへんだったな,なんてことを読みながら思い出しました。

●僕の地域薬局論

 Ⅳ 地域薬局が持つポテンシャルを考える 3 Pharmaceutical care再考(4月19日)


 米国のHeplerらが「Pharmaceutical Care」の概念を提唱して以降,日本でもさまざまな「ファーマシューティカルケア」の取り組みが紹介されてきました。しかし,Pharmaceutical Careとファーマシューティカルケアは,同じ言葉でも何かが違う。今回はその違いを生んだ薬剤師の姿勢がテーマです。

 本記事で紹介されている「Dr.カイザーの ファーマシューティカル・ケアワークブック」は私が初めて編集を担当した本でした。いま読み返しても内容の新鮮さに驚くのですが,その大雑把な体裁を見て編集者のセンスのなさにも驚かされます。この本を読むときは,「本は見た目じゃなく中身だ」と念じていただければ幸いです。

●薬剤師のDIY(Do IT Yourself)

 4 医療情報技師って何だ 2 現場で医療情報技師のスキルをどう役立てる?(4月20日)

 医療情報技師の資格を有する薬剤師さんからみて,病院の医療情報システムの構築や運用にはどんな課題があるのか。第2回は電子カルテ導入を妨げる問題など,院内の情報のあり方について話が展開しています。

 トークのなかで,なぜか「院内PHSはダサい」という話も出てくるのですが,確かにほぼ通話専用端末といってもいい時代のものが多いですよね。伝えたい情報は声だけではないはず。Wi-Fiとスマートフォンやタブレットを上手に使った事例などがあれば知りたいですね。

【後記】

 今気づきましたが,今週は「MagPlus+」の記事がありませんでした。
 週末(21日~22日)には,東京・板橋の日本大学医学部で「第3回日本アプライドセラピューティクス学会」が開催されます。MagPlusでも取材の予定ですので,Twitter(@jihomagplus)でつぶやくとともに,来週にはMagPlus+でご紹介できると思います。(MK)

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