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このコーナーはMagPlusや雑誌の編集を担当するメンバーによるブログ。誌面だけでは伝えきれない話題をお届けします。

2012.05.12

今週のMagPlus(5/1~5/11)

 今週掲載された記事をおさらいする「今週のMagPlus」。今回はゴールデンウィーク後半を含む5月1日(火)から11日(金)までの記事を振り返りましょう。

【特別座談会】CDTMの本当の話をしよう

1 CDTMってそういうことなのか(5月1日)
2 プロトコルってそういうものだったのか(5月2日)
3 薬剤師の仕事はそこだったのか(5月3日)
4 共同するためにまず考えること(5月4日)


 薬剤師の新たな業務展開としてCDTMという言葉が急速に広がっています。しかしCDTMが米国で拡がりつつあるのはなぜか,日本で進めるにはどういったロジック(論理)が必要か,まだまだ議論が進んでいるとはいえないのではないでしょうか。CDTM,チーム医療に造詣の深い3氏が,CDTMという業務の潮流をどう理解し日本でどう進めていくか,議論しました。

(編)私がこの座談会を聞いて理解したのが,医師と薬剤師が共同で何かを行うというのは,業務分担ではなく責任分担だということ。さらに,共同で行う行為は「医師の仕事」を薬剤師が行っているのか,それとも「薬剤師の仕事」として薬剤師が行っているのかを明確にしなければいけない,という点でした。

週刊「Side effect」

“病気の元凶”ストレス社会を生きる(5月7日)


 最近は精神科や診療内科にかかる人も増えていますが,古くて新しい問題である薬剤の多剤投与や,患者自身が過量に服用する問題も増えているようです。ストレス社会,日本が抱える問題とそれに対する薬剤師の役割を考えます。

(編)前医の処方を見直さずに,自分が投与したい薬を足していく医師の問題は以前から指摘されていますね。もちろん患者はその妥当性など判断できませんから,意見がいえる立場の方は薬剤師だけだと思います。

フィジカルアセスメント七つ道具-安全な薬物治療に活かす測定機器

Theme7 AEDを使う
Chapter2 AEDの操作と二次救命処置を理解しよう
(5月8日)


 今回は,AEDの操作を含む一次救命処置の解説の後編と,さらに専門的な知識・技術を要する二次救命処置までを紹介します。

(編)二次救命処置はさすがに敷居が高いかな,と思ったのですが,医療機関や薬剤師会などでプロジェクトを作ってACLSに取り組んでいるところもあるようです。

パパ薬剤師のお薬トーク

第5話 現代の子育て社会の問題を小児医療から見る
1.「せっかくの予防接種なのに,熱で受けられませんでした……」
(5月9日)


 予防接種は強制もあれば任意もあり,接種時期もさまざまで受けさせるママさんたちの負担も大きいものです。せっかくスケジュールを調整して接種にいこうと思ったら……。

(編)今月は小児医療から見えてくる社会のひずみ,働くママさん・パパさんへのしわよせについて考察していきます。どうしたらママさん,パパさんの負担を減らせるか,薬局店頭から見えてくることもあるのではないでしょうか。

僕の地域薬局論

Ⅴ 薬局・薬剤師のコミュニティ
1 オフラインのコミュニティ
(5月10日)


 今月のテーマは「薬剤師のコミュニティ」。地域のつながりから同じ志を持つ者どうしのつながりなど,薬剤師を取り巻くつながりについて考察します。第1回はオフラインのコミュニティがテーマです。

(編)よく日本薬剤師会は薬剤師職能の団体なのか薬局経営者の団体なのかわからない,という声を聞きます。同様の声は日本医師会に対しても聞かれますから,職能団体のもつジレンマなのかもしれません。今後は職能と経営の分離が進むのかもしれませんね。

薬剤師のDIY(Do IT Yourself)

5 薬剤師のイノベーション
1 チーム医療に必要な薬剤師のイノベーション
(5月11日)


 今月は狭間研至先生(ファルメディコ株式会社代表取締役)をお招きして,医師・薬剤師関係の見直しから始まる「薬剤師のイノベーション」について語っていただきました。「薬学6年制は単に薬剤師・薬学の中だけの問題じゃない」から「2コンパートメントモデルって何ですか?」まで,まだ第1回なのに狭間トーク全開でお送りします。

(編)次回以降の掲載になりますが,狭間先生もインタビュアーのお二人も「ポケコン少年」だったそうです。そういや私も買ったな……。ところで,今回は狭間先生の雰囲気を何とかお伝えしたいと考え,大阪弁らしさを残したまま掲載してみました。初の試みでドキドキしています。

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 以上,先週から今週にかけてのMagPlusのご紹介でした。『月刊薬事』,『調剤と情報』を年間購読されていてまだ未登録の方は,ぜひご登録のうえコンテンツをお楽しみください。(MK)

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