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このコーナーはMagPlusや雑誌の編集を担当するメンバーによるブログ。誌面だけでは伝えきれない話題をお届けします。

2012.09.01

『月刊薬事』9月号の読みどころ from 編集長

●【特集】HIV感染症のいま――支援をつなぐために知っておきたいこと

 かつて「死に至る病」だったHIV感染症は,近年の多剤併用療法の開発によって「慢性ウイルス感染症」という位置づけに変わりつつあります。しかし,問題がすべて解決したわけでは決してありません。生涯にわたる服薬,それに伴う副作用,さらに最近では,HIV感染者はがんをはじめとした種々の合併症を引き起こしやすいことも報告されています。
 こうした問題を目の前にして,患者が頼りにするのが他ならぬ医療者です。医療者みんなで患者をサポートするため,本特集では,薬物療法の基本から合併症の問題,患者心理の理解や服薬支援のポイントまでをご紹介します。

●ケーススタディで学ぶ腎臓病薬物療法

 腎臓病の薬物療法では,透析・腎移植を含めた慢性腎臓病や急性腎傷害の薬学的管理,さらに腎機能低下患者での用量調節や薬剤性腎障害の防止など,薬剤師に期待されることが数多くあります。この連載では,そんな腎臓病薬物療法にどのように介入すればいいのか,臨床の第一線で活躍する薬剤師がケーススタディ形式で解説します。日本腎臓病薬物療法学会による専門・認定薬剤師制度もこれから始まりますから,いまからこの連載で学んでおきましょう!

●抗がん薬副作用の効果的なマネジメントを伝授

 がん医療に関わるうえで,抗がん薬による副作用の症状と対処法はきちんと押さえておきたいところ。連載「症状と対処の仕方がわかる!――抗がん薬副作用とマネジメント」では,がん薬物療法について高い臨床能力を備えた薬剤師が,治療レジメンごとにみた抗がん薬の副作用とそのマネジメント法をわかりやすく解説します。2回目となる今月号では,非小細胞肺がんのNP療法を取り上げます。

●症状と病歴から患者の問題を推論する

 大好評の連載「薬剤師と医師の共通言語――臨床推論から学ぶ“薬剤師力”」の第9回。今回のケースは,突然の息苦しさを訴えたSLEの45歳女性。症状の原因が薬にあるのか,それとも別のところにあるのか,症状と病歴を手がかりに,薬剤師カナコが原因を探ります!

●多汗症に効果的な20%塩化アルミニウムエタノール

 日本病院薬剤師から7月末に,「院内製剤の調製及び使用に関する指針」が出されたのをご存じでしょうか。いま,院内製剤を適正に活用して患者ベネフィットにつなげていこうとする機運が高まっています。そこで連載「臨床の“困った”に応える病院薬局製剤」の出番です。
 今回は,多汗症に対する20%塩化アルミニウムエタノール。調製のポイントから実際の臨床成績までコンパクトに紹介されているので,ぜひ皆様の病院でも実践してみてください。

 以上,今月の読みどころでした。9月号は9月1日発行です。全国の主要書店でお買い求めになるか,弊社ウェブサイトからお申込みください。
 もちろん,じほうMagPlusのすべての記事が読める年間購読がお勧めです!(YY)


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