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このコーナーはMagPlusや雑誌の編集を担当するメンバーによるブログ。誌面だけでは伝えきれない話題をお届けします。

2012.04.28

今週のMagPlus(4/23~4/27)


 今週掲載された記事をおさらいする「今週のMagPlus」。早速4月23日から27日までの記事を振り返りましょう。

週刊「Side effect」

薬局・薬剤師の地域啓発活動あれこれ(4月23日)


 薬剤師が果たす役割は保険調剤だけではありません。地域住民に,患者に正しい薬の知識を啓発したり,患者の悩み,困りごとの相談にのったり,地域に欠かせない存在となるための活動も大事です。そういった取り組みを紹介しています。

 よく「顔の見える薬剤師」といいますが,顔が見えるというのは知ってもらうという意味だけではなく,どんな役割と責任を果たす存在なのかを相手に理解させる,という意味もあるのかな,と思います。

パパ薬剤師のお薬トーク

第4話 言葉のウラを読む技術 4「……なんで1日2回の薬じゃないんですか!?」と保育園ママ(4月25日)


 薬局でママさんから「なぜ1日2回の薬じゃないんですか?」。そんなこといわれても,というところですが,こういうケースはなぜ2回じゃないのか説明すれば解決というわけにはいかないでしょうね。なぜこのママさんは2回にこだわっているのでしょうか?

 働くママさんにとって,子どもの病気はたいへんな負担になります。休めればいいのでしょうが,そうはいかないのが今の日本。私の住むところの近くには,病児保育といって病気の子どもを預かってくれるところがありました。小児科の医師が開設していたのですが,たいへんありがたいことでした。

僕の地域薬局論

Ⅳ 地域薬局が持つポテンシャルを考える 4 薬局の基幹業務システムをどう活かすか(4月26日掲載)


 地域薬局で調剤した記録は,地域医療の実態を把握や薬局から医療施策に意見を述べる際の貴重な基礎データになるはず。死蔵させないためにはどうすればいいのでしょうか。

 最近よく思うのですが,処方情報と調剤情報の違いって,薬剤師以外にはあまり理解されてないのではないでしょうか。患者に渡される時点の(病院なら病棟に運ばれる時点の)情報の重要性を,もっとアピールすべきではないかと思います。地域の医療情報連携の議論で,処方情報の共有はよく聞かれますが,調剤情報の共有は話題になることが少ないようです。

薬剤師のDIY(Do IT Yourself)

4 医療情報技師って何だ 3 医療情報システムはこれからどうなる?(4月27日)

 医療情報技師を巡るインタビューの最終回は,電子カルテとオーダリングシステムの違いからはじまり,情報を扱う者のセキュリティ意識の問題を経由し,医療情報学会の「医療情報基礎知識検定」がセキュリティの意識づけに役立ちますね,というお話を絡めつつ,薬剤師の医療情報技師が今後どのような役割を果たすかについて頭をひねる,という結論になっています。

 「医療情報基礎知識検定」というのは初耳でした。学生さんが就職活動のアピール材料に受検されるとか。私も受けてみようかと思いましたが,編集者が具体的に何に活用すればいいのかイメージしにくいものですね(職探し?)。

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【Report】第3回日本アプライド・セラピューティクス学会(4月25日)


 4月21日,22日に開かれた同学会の模様をレポートしました。薬物治療の標準化,セルフメディケーションと幅広い分野を議論する同学会ですが,共通するのは薬剤師の判断とそれに伴う責任。知識やスキルよりも本質的なところだと思います。

 同学会の取り組みとしてユニークなのが「薬剤師の臨床判断ワークショップ」の開催。年に1回,座学と実技を中心に行っています。昨年12月の第1回は頭痛がテーマ。医師による講義(木内祐二昭和大学薬学部教授)とフィジカルアセスメント実習(狭間研至ファルメディコ代表取締役)で,頭痛を訴える患者・来局者のトリアージを行うという内容とのこと。今年12月にも腹痛をテーマに開催の予定だそうです。

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 以上,掲載記事5本を簡単にご紹介しました。上の4本は登録者限定ですが,雑誌の年間購読をされていれば登録はむずかしいものではありませんので,ぜひご登録のうえご覧ください。(MK)

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